東京で開催された第二回目のちいさなたびワークショップ。
この日は、午前の部は、一回目に引き続いて玄米のとぎ汁で作る乳酸菌づくり。そして、午後の部は、“わたしたち、みんな大地のお母さん”をテーマに、ミュージシャンで子育てのメッセージも伝えられているカヒミ・カリィさんがゲストに駆けつけて下さいました。
カヒミさんは、以前よりちいたびの活動を応援して下さっていて、今回のお話会のテーマにも心良く賛同して駆けつけて下さいました。
震災や原発事故を経験して、引き続き社会問題となっている原発や汚染の現実のなかで、これから少しでも健やかに安心して生きていく知恵をみなさんとシェアしていきたいという思いから東京でもちいたびのワークショップをスタートしました。
人類はかつて、何度も大きな苦難をのりこえて、
命をつないできたはず。
そして、その力強さの源は、きっと「お母さん」と呼ばれる、
命を生み育てる女性の力が大元だったはず。
あの震災を、担任していた子どもたちと共に経験し、
保育の現場で放射能問題と向き合う中で、
自分を励ますように感じていたそんな思いが、
いつか、確信にかわりました。
女性はみんな、大地のお母さんと繋がって、
命を生み育てる力を持っている。
それは、結婚したり、子どもをもったりもたなかったり
することとは関係なく。
女性はみんな、そうした力を秘めて、いろんな形で働かせて行く。
「大地のお母さん」なのではないでしょうか。
高層マンションに住んでたって。
おひとりさまで生きてたって。
わたしたちはいつだって、足元にある大地のプラグを差し込んだら、
「みんな大地のおかあさん」。
足元の大地とつながり直す中で、目覚め、進化していったら、
それはきっと、こどもたちがより健やかに生きることのできる
新しい未来を、創りあげていくのだと思うのです。
ちいたびを主宰している美樹子さんとカヒミさんでこの思いをお話させていただきました。ナビゲーター役でデイライトキッチン店主の塚本サイコさんもご協力いただいてありがとうございました。
とても、熱い時間になりました。
自然体でお母さんへとシフトされ、うたいながら大地とつながっているカヒミ・カリィさん。
お母さんとして、優しいまなざしで未来について語った下さっている姿がとても印象的でした。
また、このような機会が持てると嬉しいです。
ご参加下さった方々、ありがとうございました。